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ネットトラブル
2020.10.01

なぜ非通知電話はかかってくる?その理由とかかってきたときに絶対してはいけないこと

目次

相手の番号が見えない非通知電話、「一体なぜかかってくるの?」と不安になった経験がある人も多いでしょう。非通知電話がかかってくる理由を知り、正しい対処法を身につけましょう。非通知電話で嫌な思いをしたことがある人は、ぜひ参考にしてみてください。

1非通知電話はなぜかかってくる?

非通知電話は、実は誰でも簡単にかけることができるのをご存知でしょうか。電話番号の頭に「184」をつけるだけで、相手に電話番号を知られることなく電話をかけられるのです。

非通知ということは、着信側は相手を特定できないということです。わざわざ自分が特定されないように電話をしてくる人には、何かしらの意図があると考えられます。

なぜ非通知電話がかかってくるのか、その理由を見ていきましょう。

個人情報の漏洩

非通知電話がかかってくるということは、個人情報が漏洩している可能性があります。現代は個人情報を完全に隠して暮らすのは、現実的ではありません。商品がプレゼントされる、試供品が受け取れる、お試し教材を送ってもらえる……など何気ない場面で、個人情報が誰かに知られてしまっていることが多いと言えます。

通常、個人情報は相手方の企業が厳重に管理しているはずです。しかし中には、個人情報を名簿業者に売るような悪徳業者も存在します。また企業のデータベースがハッキングされ、個人情報が流出してしまう可能性もゼロではありません。

また数字やメールアドレスに関して、ランダムな配列で一斉送信したうえで「反応があったものだけ名簿化」している業者もあると言います。

非通知電話がかかってくるということは、このような方法で運悪く電話番号が知られてしまっている可能性があるのです。

詐欺

詐欺をしようとする人間が、自分の番号を相手に知られないようにするのは当然です。一昔前、「オレオレ」と息子や孫を装って高齢者に電話し、指定の口座にお金を振り込ませる「オレオレ詐欺」が多くの被害者を生みました。

「オレオレ詐欺」を含め、あの手この手で口座にお金を振り込ませる詐欺を「振り込め詐欺」といいます。最近では、マイナンバー制度について長々と説明し、金融機関情報や口座番号を聞き出そうとする詐欺や特別定額給付金を理由に口座番号や暗証番号を聞き出そうとする詐欺が横行しています。

ストーカー

あまりにも頻繁に非通知電話がかかってくる場合、ストーカーに狙われている可能性があります。「ストーカーがなぜ非通知電話をかけてくるの?」と疑問がわくかもしれませんが、ストーカーは執着心や妄想に支配されており、逸脱した思考に陥っています。

非通知電話を使って自分の存在をアピールしたいと考えたり、非通知電話で怯えさせることで優越感を抱いたりするストーカーもいます。エスカレートして犯罪にいたるケースもあるため、ストーカーの可能性がある時は、早めに警察に相談しましょう。

いたずら・嫌がらせ

いたずら・嫌がらせ目的で非通知電話をかけてくる人もいます。あまりにも頻度が多い場合や深夜にかかってくる場合など、着信側は非常に怖い思いをすることもあるため悪質と言わざるをえません。

個人的な恨みから元恋人や友人・知人がかけてくる場合、取引先や顧客などが電話番号を入手してかけてくる場合などがあります。いずれにせよ、自分の時間を割いてまで繰り返し非通知電話をかける行為は異常です。対応には十分注意しましょう。

営業電話

営業電話というと、会社の固定電話や会社支給のスマートフォンで電話をかけるのが普通です。非通知だと警戒心を抱く人が多いため、営業効率の観点からいってもあまり得策ではありません。しかし業務委託された業者が営業をかけている場合には、非通知でかかってくることがあります。

在宅確認(空き巣や強盗に入る前の確認)

恐ろしいのが、非通知電話は詐欺以外の犯罪目的でも活用されている可能性がある点です。空き巣や強盗に入る前、手慣れた犯罪者は留守かどうかを確認するために電話をかけると言われています。

いつもはいない時間帯に突然非通知電話がかかってきた場合など、もしかしたら空き巣や強盗に目をつけられているかもしれません。

2非通知電話の正しい対処法

続いては、非通知電話がかかってきた時の対処法について解説します。非通知電話はなんとも気持ち悪く、怖いものです。正しい対処法を知って非通知電話を撃退しましょう。

非通知電話に出ない

「非通知電話に出ない」ことは、実は一番の対策になります。特にランダムに番号を設定して非通知電話をかけ、使用中の電話番号を確認しようとしている業者の場合、電話に出ないことが対策になります。

また詐欺や営業電話の場合、何度かけてもつながらなければ、相手がリストから外す可能性が高くなります。逆に一度でも出てしまうと、「この人は電話に出る可能性がある」と思われ、繰り返しかかってくるようになります。

仕事などの関係で、電話が鳴ったらすぐに出るクセがついている人も多いかもしれません。しかし一旦電話のディスプレイ画面を見て非通知かどうかを確認し、非通知なら出ないようにすることが身を守ることにつながります。

電話に出ずに着信拒否する

非通知電話は着信拒否をすると安心です。重要な連絡が非通知でかかってくることは、まずありません。

・スマホでの設定方法
ドコモには「番号通知お願いサービス」があります。ガイダンスの案内で「番号通知のお願い」をしたうえで、自動的に電話が切れます。料金はかかりません。利用するには、「148」を押して通話ボタンを押し、ガイダンス後に「1」を押してください。電話を切ると、設定が完了します。

auには非通知で電話がかかってきた場合、番号を通知してかけ直すようガイダンスで案内してくれる「番号通知リクエストサービス」があります。料金はかかりません。利用方法は「1481」を押してから通話ボタンを押すだけです。

ソフトバンクには、月額100円の「ナンバーブロックサービス」があります。ただし、登録した電話番号を拒否するサービスなので、非通知の電話をすべてブロックすることはできません。

・固定電話での設定方法
NTTには、番号を通知してかけ直すよう音声で案内してくれる「ナンバー・リクエスト」というサービスがあります。この場合、着信音はなりません。サービスを利用するには工事費2,200円と月額使用料220円~440円を負担する必要があります。

電話番号を変える

非通知電話がかなり頻繁にかかってくる場合、思い切って電話番号を変えてみるのも1つの方法です。

もし友人・知人など身近な相手が犯人である可能性があるなら、電話番号を伝える順序を少しズラしてみるといいでしょう。そうすることで、犯人の検討をつけることもできます。ただしそれで相手を問い詰めても、トラブルが大きくなってしまうかもしれません。警察への相談も検討しつつ、慎重に対処することが大切です。

「ネットトラブルあんしんサポート」に相談する

非通知電話に限らず、今は個人情報にまつわるトラブルが多い時代です。インターネットを利用する以上、個人情報の漏えいを完璧に防ぐことはできません。個人情報流出をはじめとしたネットトラブルへの備えとして、ドコモの「ネットトラブルあんしんサポート」を活用する方法があります。

個人情報の流出やSNSトラブルが発生した時も、「ネットトラブルあんしんサポート」に加入しておけば、すぐに専門スタッフに電話で相談できます。相談先を確保しておくことで、いざという時も落ち着いて対処できるでしょう。そうすれば、被害を最小限に食い止められる可能性が高まります。

3非通知電話に出るとどうなる?

非通知電話に出るとどうなるのでしょうか?非通知電話に出るのは危険なので、電話に出ることはおすすめしませんが、万一電話に出たらどうなるかをお伝えします。

こちらの情報を知られてしまう

非通知電話に出ることで、こちらの情報を知られてしまうリスクが高まります。「何も答えなければいい」「自分は個人情報を話したりしないから大丈夫」と思って非通知電話に出る人もいますが、電話に出るという行為だけで、実は多くの個人情報を抜き取られる可能性があります。

まず、「この電話番号は通じる(相手が電話に出てくれる可能性がある)」ということが分かり、営業電話のリストや詐欺名簿に追加されるリスクがあります。また、声によって年代や性別が特定され、電話番号の情報と紐づけられることもあります。

さらに非通知電話が増える

営業電話のリストや詐欺名簿を売買している業者も存在します。リストや名簿が売買されれば、さらに非通知電話が増えることになります。また、SMSで迷惑メールが届くようになることもあります。

非通知電話を一括で拒否することはできますが、リストや名簿を買った業者が通常の電話番号で営業電話をかけてきたら、個別に着信拒否していくだけでも手間です。電話があまりにも頻繁になると仕事や私生活に悪影響が出て、電話番号を変えざるを得なくなることもあります。

トラブルに巻き込まれる

非通知電話によって電話番号が流出すると、詐欺をはじめとしたトラブルに巻き込まれる可能性が高まります。「自分は詐欺に引っかからない」と思っていても、突然「身内が事故に遭った」といった内容を知らされると、人間は冷静さを欠いてしまうものです。

非通知電話に出るときの注意

もし事情があって非通知電話に出る場合、悪質な電話であることを前提に、「自分の個人情報を伝えない」「相手の指示を聞かない」「相手を刺激しない」ことを徹底しましょう。

電話に出てすぐこちらから発言するのではなく、相手の出方を一拍うかがうことも大切です。特に反射的に名前を名乗ることがないよう注意してください。

また営業電話では、相手の聞き出し方がうまく、話しているうちについ個人情報をしゃべってしまうこともあります。話をさえぎりにくいと感じても、「両親から着信があったので」「体調が悪いので」など何でもいいので理由をつけ、速やかに電話を切りましょう。

4電話トラブル以上にインターネット利用時のトラブルに注意

本記事を通じて非通知電話に出る危険性についてお伝えしてきました。知らない誰かが自分の個人情報を知っていると思うと怖いですよね。非通知電話には出ない、着信拒否設定をするなど、自分なりに身を守るための対策を講じることが大切です。

またトラブルに巻き込まれてしまった場合に備えて、必要なサービスに加入しておくことも大切です。何か起きてから警察に相談したり弁護士に相談したりしても、すぐには解決しないことも多々あります。

そしてスマートフォンが普及した近年においては、電話トラブルだけでなくSNSやフリマアプリ、動画配信などのインターネットサービスを利用してのトラブルが増えています。トラブルの種類も多く、非通知電話と同じかそれ以上に危険が潜んでいます。

5ドコモの「ネットトラブルあんしんサポート」があると安心

ドコモの「ネットトラブルあんしんサポート」に加入すれば、インターネット利用時にトラブルが起きた際、専門スタッフに電話で相談できます。また、トラブルに発展する前であっても、インターネットを利用していて不安なことがあれば、最初の相談窓口として気軽に相談できます。

相談できる内容には、次のようなものがあります。

・個人情報の流出
・SNSトラブル
・高額請求、不正決済
・炎上、誹謗中傷
・ネット詐欺
・フリマ、ネットショッピング
・子どものトラブル

専門家のアドバイスが必要なケースでは、消費生活アドバイザーなどの有資格者からアドバイスを受けることもできます。

非通知電話にしろ、ネットトラブルにしろ、個人情報にかかわるトラブルを甘く見ていると危険な場合もあります。金銭的な被害だけでなく、命にまで危険がおよぶこともあり得るからです。

深刻な状況に陥ってから後悔することがないよう、「ネットトラブルあんしんサポート」でネットトラブルに備えることが大切です。

※本記事は2021年7月20日時点の内容であり、将来の商品改定等によっては内容が変更になる可能性がございます。

文・木崎涼(フィナンシャル・プランナー)

プロフィール:フィナンシャル・プランナー。大手税理士法人で多数の資産家の財務コンサルティングを経験。簿記・M&Aシニアエキスパートの資格も持ちながら、執筆業を中心に幅広く活動している。

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