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趣味・レジャー
2021.04.28

ゴルファー保険は1日契約が可能!保険の補償内容や選び方のポイント

目次

ゴルフはそれほど激しい動きもなく、競技中の多くの時間を歩いてプレーするため、年齢を重ねても楽しめる生涯スポーツと言われています。

しかしスポーツである以上ケガをする恐れはあります。また、自分だけではなく一緒にプレーしている人にケガを負わせてしまうこともあるかもしれません。ケガだけではなく、高価なクラブの破損や紛失を気にする人もいるでしょう。今回はこのような不安に備える「ゴルファー保険」についてご紹介します。

1ゴルファー保険とは?

「ゴルファー保険」と「スポーツ保険」の違い

スポーツやレジャーを楽しむ場合、万が一に備える保険として「スポーツ保険」があります。このスポーツ保険は、ゴルフはもちろんサーフィンやマラソン、キャンプや釣りまで、さまざまなスポーツやレジャーに対応しています。

一方スポーツの中でも、登山やスキー・スノボなど特定のものには「山岳保険」や「スキー保険」など専用の保険が用意されています。「ゴルファー保険」もその1つです。

スポーツ保険もゴルファー保険も、傷害や死亡、入院・通院などの補償は共通ですが、ゴルファー保険はゴルフ特有の「ゴルフ用品の損害」や「ホールインワンのお祝い費用」などに対しても保険金が支払われるのが特徴です。

一方、一般的なスポーツと比べてゴルフプレー中に発生する確率が低いと考えられる「骨折時の一時金」や「救援者費用」などは補償対象外となっていることもあり、ゴルフ中のリスクに合わせた補償内容となっています。

ゴルフで最も多いのは打球によるケガ

ゴルフは競技中の多くの時間を歩いて行うため、“ケガに備える”といってもあまりピンとこないかもしれません。しかしゴルフは道具を使うスポーツのため、大きな事故につながる危険性もあります。中でも多いのは打球によるケガです。

2017年のゴルフ教育研究第3巻第1号に掲載された論文「ゴルフ場における事故の実態と予防対策(中部地区について)-大学ゴルフ授業における安全教育のための基礎調査-」によると、2013年5月から2014年4月までの1年間のうち、中部地区で回答のあったゴルフ場77ヵ所で起きた外科的事故で、救急車が必要なほど重症のケースが71件も発生しています。中でも打球によるケガは38件と最多でした(図1)。

  • 図1. 中部地区ゴルフ場における救急車出動依頼の原因

また、救急車が必要でないケースも含めると、プレーヤーの外科的事故は上記の調査で169件確認されています(図2)。

  • 図2.中部地区ゴルフ場におけるプレーヤーの事故

(出典=「ゴルフ場における事故の実態と予防対策(中部地区について)-大学ゴルフ授業における安全教育のための基礎調査-」2017年発行)

ボールやクラブなど道具によるケガが62件と最も多いものの、カートによる事故(51件)や転倒や滑落による事故(56件)も同程度発生していることから、ゴルフ中のケガは決して他人事ではないことがわかります。こうしたゴルフプレー中のリスクに備えるのが、ゴルファー保険です。

2ゴルファー保険のメリットとデメリット

ゴルファー保険のメリット……1日契約から契約可能

保険といえば「毎月保険料を支払って加入するもの」というイメージがあります。月に何回もゴルフ場に行く人であればまだしも、プレー頻度が月に1回、または年に数回の人であれば、毎月保険料を払うのはもったいないと感じるでしょう。

しかしゴルファー保険には、1日から契約できるものもあります。値段も数百円からのものが多いので、ゴルフのラウンドはもちろん、日帰りの練習などにも保険をかけることができます。

この手軽さがゴルファー保険の大きなメリットと言えるでしょう。

ゴルファー保険のデメリットはある?

ゴルファー保険には大きなデメリットはないと言えます。少しの金額で万が一のケガなどに備えられるのであれば、入っておいて損はないでしょう。

3ゴルファー保険の1日契約で受けられる補償内容

一般的なゴルファー保険で受けられる、具体的な補償をご紹介します。前述の通りゴルファー保険は1日単位で契約できますが、1日契約であっても以下の補償が受けられます。

損害賠償補償

国内や海外でのゴルフの競技や練習中、または指導中に、他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりして賠償責任を負い、治療費や修理費を負担した場合に保険金が支払われます。

前述のようにゴルフでは打球での事故が大きなケガに繋がりやすく、数千万円の賠償額の支払いを命じられる可能性もあるため、ゴルファー保険ではもっとも重要な補償です。

傷害・死亡保険

ゴルフ場やゴルフ場敷地内での競技や練習中、または指導中に自分が死亡した場合や障害が残ってしまった場合に保険金が支払われます。また、ケガをした場合でも入院や通院にかかったお金が補償されます。

例えば、ゴルフ中に後ろの組が打ったボールが当たって障害が残った場合や足場の悪いところへボールを打ってしまい、ボールを探している最中に転倒してケガを負った場合などに対する保険です。

ゴルフ用品やゴルフクラブなどへの補償

国内や海外のゴルフ場またはゴルフ練習場敷地内で、ゴルフ用品が盗まれたりゴルフクラブを壊してしまったりした場合に、ゴルフ用品の時価や修理のためにかかった費用などが支払われます。

ホールインワンなどのお祝い金

日本ではホールインワンやアルバトロスなどを達成した場合、達成した人が祝賀会を開いたり周りの人にお祝い品を贈呈したりすることがあります。これらのお祝いなどで実際にかかった費用が保険金として支払われます。

4ゴルファー保険を選ぶ際の5つのポイント

1.損害賠償金額は十分か

ゴルファー保険を選ぶ際に最も大切なのが、他人にケガをさせてしまった時に支払われる損害賠償金額です。前述したようにゴルフ中に他人に後遺症が残るほどのケガを負わせ、数千万円単位の賠償額の支払いを命じられた事例もあります。

ゴルフ用品の盗難などであればまだ自分で買い直すことができますが、数千万円の賠償金となると簡単に払える額ではないはずです。しっかり補償が受けられるよう、十分な補償があるものを選んでおくと安心です。

2.傷害保険の適用範囲は適正か

自分に対する保険の適用範囲もよく確認しておきましょう。死亡した場合や障害が残ってしまった場合の保険金額はもちろんですが、入院保険や通院保険の有無など、一見同じような保険でも補償内容が異なることはよくあります。

3.ゴルフ用品の補償額は十分か

ゴルファー保険にはゴルフ用品の盗難・紛失やゴルフクラブの破損に対して保険金が支払われますが、特にゴルフクラブなどは1本数万円するものもあり、必要な補償額は人それぞれです。

ゴルフ用品に対する補償額が自身の使っているゴルフ用品やゴルフクラブなどの値段に見合うかは、しっかり確認しておきましょう。

4.示談交渉などの付帯サービスはあるか

プレー中に他人にケガをさせてしまった場合、裁判で争われるのではなく、示談もしくは和解による解決となることもあります。何か起きた時には示談交渉が必要になることも想定されるのですが、交渉を自分だけで行うのは大変です。

ゴルファー保険には示談交渉代行サービスが付帯しているものがあるので、事前にサービスの有無を確認しておくといいでしょう。

5.ゴルファー保険の適用範囲を確認する

例えば海外旅行のついでにゴルフを楽しみたいのであれば、海外のゴルフ場でも適用されるゴルファー保険に加入する必要があります。このように、ゴルファー保険がどこまで適用されるかを確認することはとても大切です。

適用範囲を確認するポイントとしては、

・海外のゴルフ場でも適用されるのか
・ゴルフ場だけでなく打ちっぱなしなどの練習場でも適用されるのか
・自宅での練習でも適用されるか

などです。

また同じゴルファー保険の中でも、「ケガに関しては海外のゴルフ場でも適用されるけど、ホールインワンの祝金は国内のゴルフ場でのみ」などのケースもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

5ゴルフの前にドコモの「ゴルファー保険」

多くの会社が出しているゴルファー保険。どの保険を選んだらいいか迷ってしまう方には、ドコモの「ゴルファー保険」をおすすめします。

ドコモの「ゴルファー保険」では、必要な補償に応じて「おてがるプラン」「おすすめプラン」「しっかりプラン」の3つのプランから選ぶことができます(表1)。

表1.ドコモゴルファー保険の
保険料と補償金額
おてがるプラン おすすめプラン しっかりプラン
保険料 330円 540円 740円
死亡保険金・後遺障害保険金 300万円 700万円 1,000万円
入院保険金 4,000円/日 7,000円/日 1万円/日
通院保険金 2,000円/日 3,000円/日 5,000円/日
賠償責任保険金 1億円 3億円 5億円
ゴルフ用品の損害 10万円 10万円 30万円
ホールインワン保険金 20万円 50万円 50万円

1番人気の「おすすめプラン」でも賠償責任保険金が最大3億円支払われる上、実際に損害賠償請求を受けた時は被保険者の代わりに折衝、示談または調停もしくは訴訟の手続きを行ってくれます。

また自分に対しての補償では、死亡した場合や後遺症が残った場合だけでなく、入院や通院に対しても保険金が支払われます。

ゴルフ用品の盗難・紛失やゴルフクラブの破損、またホールインワンのお祝い費用まで補償があり、プレー頻度や競技レベルによらず幅広くおすすめできるゴルファー保険です。

申し込みはドコモの携帯電話から簡単に行うことができます。面倒な申込書類の記入や診断書の提出は必要なく、申し込みや契約更新、解約などすべて携帯のみでできるのでお手軽です。ゴルフの予定日の前日などでも隙間時間に申し込むことができるのもポイントです。

6万が一に備え、ゴルファー保険に加入しよう

ゴルフは生涯スポーツとして楽しめますが、自分がケガをすることもあります。道具を使うスポーツなので他人に大きなケガをさせてしまうこともあるかもしれません。また道具も高価なことが多く、盗難や破損などがあるとせっかくのレジャーが台無しになってしまうかもしれません。

ゴルファー保険はゴルフ中に生じるリスクを広い範囲に渡ってカバーしてくれる上に、1日から加入ができます。自分が必要な適用範囲をよく確認した上で、万が一に備え加入しておきましょう。

※本記事は2020年12月10日時点の内容であり、将来の商品改定等によっては内容が変更になる可能性がございます。

文・松岡紀史(ファイナンシャル・プランナー)

ライツワードFP事務所代表。筑波大学大学院経営・政策科学研究科(現システム情報工学研究科)でファイナンスを学ぶ。システムエンジニアを経て2010年にFPとして独立。節約や貯金など地道な作業の大切さと、「投資だけ」「保険だけ」に偏ることのないバランスの取れた資産運用を提案している。

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