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2021.07.29

学生さんにもおすすめ! 1日自動車保険で借りた車の運転も安心

目次

自分で車は所有していなくても、せっかく免許を取得したのなら、たまには車の運転をしたくなりますよね。しかし、レンタカーならともかく、友人や親の車を借りると、万が一事故を起こした時のことが心配です。今回はそんな時におすすめの「1日自動車保険」についてご紹介します。

11日自動車保険とは?

ここでは主に、1日自動車保険の必要性と補償内容について見ていきます。

そもそも自動車保険が必要なのはなぜか

「自賠責保険」という名前の保険を聞いたことはあるでしょうか。これは、交通事故による被害者を救済するため、すべての自動車に加入することが法律に基づいて義務付けられている強制保険です。この自賠責保険で補償される内容と金額を表1で見てみましょう。

(表1)自賠責保険で支払われる保険金の限度額
死亡 3,000万円
ケガ 120万円
後遺障害 後遺障害の程度に応じた等級によって75万円〜4,000万円

自賠責保険での補償は、交通事故による他人の死亡・ケガに限られています。しかし、交通事故によって損害を受けるのは被害者だけではありません。事故を起こした自分自身や同乗者がケガをし、治療費がかかることもありますし、車自体が高級品なため、破損した場合その修理費も高額になります。

治療費や車両の修理代は貯蓄や借金でなんとかなるかもしれませんが、さらに心配なのが被害者の死亡・後遺症に対する賠償金です。自賠責保険では3,000万円〜4,000万円を限度に保険金が支払われますが、交通事故による損害賠償額は1億円を超えるケースも珍しくありません。

当然残りの賠償金は自分で支払わなければなりませんが、よほどの資産家でない限りすぐに払うことは難しいでしょう。今後数十年かけて支払っていくか、最悪の場合自己破産なども考えなければならなくなります。

自動車保険はこうした自賠責保険でカバーされないリスクに備えるための保険です。被害者や自分、また双方の家族を不幸にしないためにも、ドライバーは必ず入っておきたい保険です。

学生は自動車保険の保険料が高い?

自動車保険の必要性をご紹介しましたが、学生が自動車保険に加入する場合、保険料が高く、学生が車を所有することのハードルの1つになっています。学生の保険料が高くなるのは、以下の3つの理由で保険料の割引が受けられないためです。

<年齢条件が限定できない>
自動車を契約する際、あらかじめ契約対象の車を運転する人の年齢を制限すると保険料が安くなります。例えば、運転する人を35歳以上に制限した場合の保険料は26歳以上に制限した場合より安くなります。

学生の場合、年齢条件の限定がない「限定なし」か、少なくとも21歳以上での契約が必要なため、年齢による割引は期待できません。

<免許証の色がゴールドでない>
5年間無事故・無違反であれば、運転免許証がいわゆる「ゴールド免許」になります。ゴールド免許を所有している人は優良運転者なので事故を起こすリスクが少ないとみなされ、保険料の割引を受けることができます。

免許証を取得して間もない学生の場合、免許証の色はグリーンかブルーなので、このゴールド免許による割引を受けることはできません。

<自動車保険の等級が低い>
保険会社では契約者の事故歴に応じて保険料の割引や割増を適用するため、「等級」という制度を導入しています。等級が上がれば上がるほど割引率が高くなるため、自動車保険の保険料は安くなります。

しかし、初めて加入する時には6級からとなり、等級が一つ上がるには1年間かかります。したがって、学生でいる間に等級が上がり大きく割引されることはなく、逆に慣れない運転による事故などにより等級が下がって割増になることもあり得ます。

1日自動車保険の補償内容

以下は一般例のため補償内容は保険会社やプランによって異なりますが、1日自動車保険で受けられる補償は一般の自動車保険とほぼ同じで、次のようなものが挙げられます(表2)。

(表2) 1日自動車保険で受けられる主な補償
対人賠償責任保険 自動車事故によって他人を死亡させたりケガを負わせたりした場合、自賠責保険の補償額を超える部分の補償
対物賠償責任保険 自動車事故によって他人の自動車や建物などに損害を与えた場合の補償
搭乗者傷害特約
(一時金払)
運転者や同乗者など、自動車に搭乗中の人が事故によって死亡したりケガを負ったりした時の補償
自損事故傷害特約 運転者自身の自損事故(電柱への衝突など)で、運転者が死亡したりケガを負ったりした時の補償
ロードサービス 事故や故障などにより、車が走行不能となった場合の、レッカー費用や緊急時の対応費用などの補償。
借用事故車の
復旧費用補償特約
偶然な事故により、自動車が損害を受けた場合の補償。
弁護士費用特約 もらい事故などで弁護士費用がかかった時の補償。

21日自動車保険 学生にもうれしい4つのメリット

1.ニーズに合わせてプランが選べる

1日自動車保険では契約ごとに特約を付けるかどうか選ぶことができます。一般の車両保険では、万が一の時に備えさまざまな特約をつけていると保険料も高額になりがちです。しかし、1日自動車保険では借りる車や移動距離によって、車両補償を付けたり外したり、被保険者の人数を調整したりと、最適な補償内容を選べるため、保険料にも無駄がありません。

2.加入するほどお得な割引がある

自動車保険には「等級」制度があることはご紹介しましたが、1日自動車保険で等級が上がることはありません。しかし、保険会社によっては1日自動車保険の利用回数に応じて保険料を安くするサービスを提供しているところもあります。

また、1日自動車保険の無事故日数に応じて、将来車を買うときの自動車保険の保険料が割引されるサービスもあります。

3.コンビニやスマホで申し込みできる

1日自動車保険の多くはスマホやコンビニで簡単に申し込みができます。決済方法も、スマホの場合は月々の携帯電話料金との合算やクレジットカードなど、コンビニの場合はレジでの支払いと、手間をかけることなく契約できます。

4.保険料が安い、等級制度がない

保険料が安いことも1日自動車保険の魅力です。最も基本的な補償プランでは1日1,000円以下から加入できるものがありますし、車両補償や弁護士費用特約などを付けても2,000円から3,000円が相場です。等級制度がないので、20級のベテランドライバーも6級の学生ドライバーも保険料が同じなのも学生にとってはメリットになります。

31日自動車保険に加入する際の4つの注意点

1.1日自動車保険が適用されない自動車がある

1日自動車保険では、自分や配偶者が所有する車は補償の対象外となっています。カーシェアリングやレンタカーなど、他の保険が適用されているものも対象外です。

また、一部の外国メーカーの車(外車)やスポーツカーなどが対象外になっている保険もあるので、契約の際にはよく確認しておきましょう。

2.車両補償付きはすぐに責任開始できない

1日自動車保険はスマホやコンビニですぐに申し込みでき、基本的な補償プランでは契約後すぐ補償開始となります。しかし、車両補償ありのプランでは補償開始日が契約の8日目以降など、責任開始まで日数がかかる場合があります。自動車を借りることがあらかじめわかっている場合は早めに加入しておきましょう。

3.人身損害補償をつけられない

1日自動車保険は一般の自動車保険とほぼ同じ補償が受けられますが、ほとんどの1日自動車保険には付帯していない補償もあります。それが「人身傷害補償」です。人身傷害補償とは、自動車事故により死亡したりケガをしたりしたときに、自分の過失部分を含めて損害額が支払われる補償です。

例えば、交通事故による損害額が5,000万円で、自分の過失割合が4割だった場合、2,000万円は自己負担になりますが、人身傷害補償ではこの自分の過失分の損害も補償されます。

4.駐車中の事故は対象外

補償の範囲に「運転中に生じた事故」との記載がある場合、駐停車中の事故は対象外になります。例えば駐車中に当て逃げをされて中の人がケガをした場合、補償されないので注意しましょう。

4こんな時に最適!1日自動車保険が活きる2つのパターンを紹介

1日自動車保険のメリットと注意点を知っていただいたところで、1日自動車保険を最大限活かせるシチュエーションとして2つのケースを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

<ケース1:親や家族の車を借りる時>
同居している親や年が離れた兄・姉が車を持っていれば、たまには借りて運転したくなるのではないでしょうか。その際確認しておきたいのが、年齢条件です。保険料を安くするために年齢が限定され、自分はその年齢に入っていないかもしれません。この状態で車を借りて事故を起こしてしまった場合、当然保険金は支払われないので、治療費や修理費、また賠償金などがすべて自己負担になってしまいます。

1日自動車保険に加入することで、借りた車を運転している時に起こした事故に対して補償が受けられます。

<ケース2:友人の車を借りる時>
友人の車を借りる場合にまず確認したいのは、友人が加入している保険の「運転者の範囲」です。例えば保険料を安くするために、補償が受けられる運転者を友人自身のみや家族に限定していることがあります。この場合、友人の車で事故を起こしてしまうと自分は補償を受けることはできません。

また補償を受けられたとしても、その補償は友人の保険から支払われることになるため、友人の自動車保険の等級を下げてしまうことになります。結果として、自分のせいで友人の保険料を上げてしまうことにもなりかねません。1日自動車保険を利用すれば、こういったリスクにも備えることができます。

5ドライバーに自動車保険は必須!車を借りるなら1日自動車保険に加入しよう

どんなに注意していても事故は突然起こってしまうもの。その万が一起こってしまったら、自分だけでなく車を貸してくれた人にも大変な迷惑がかかります。借りた車でドライブをする際は、1日自動車保険への加入が必須といえるでしょう。

1日自動車保険のなかでもおすすめなのが、「ドコモワンタイム保険1日自動車保険」。

スマホから簡単に申し込むことができ、保険料も補償範囲に応じて、800円(シンプル)、1,800円(レギュラー)、2,600円(プレミアム)の3パターンから選べます(金額はすべて24時間あたり)。

レギュラープランには、車同士等の事故により借りた車を修理した場合、もしくは新しく購入した場合の費用が補償される「借用自動車の復旧費用補償特約(対象事故限定条件付)」が付きます。

プレミアムプランには、事故により借りた車を修理した場合、もしくは新しく購入した場合の費用に対する補償される「借用自動車の復旧費用補償特約」に加え、事故の相手方に損害賠償請求を行う場合等の弁護士費用等に対して保険金が支払われる「弁護士費用等補償特約(自動車)」が付きます。

支払いは月々のスマホ料金と一緒に請求されるため、管理も簡単で払い忘れの心配もありません。手軽な方法と金額で加入できるのが、学生さんにもおすすめしたい理由です。1日、2日なら大丈夫と思わず、車に乗るなら「ドコモワンタイム保険1日自動車保険」に加入して、安心してドライブを楽しみましょう。

<文・松岡紀史(ファイナンシャル・プランナー、ライツワードFP事務所)>

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