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車・自転車
2020.10.01

1日自動車保険のメリットと2つの注意点

目次

他人の車を運転するなら、安全のために自動車保険には加入しておきたい。自家用車を持たず短時間だけ車を借りて運転する人にとっては、1日自動車保険のような単発の損害保険ニーズは高いだろう。1日自動車保険にはどのような特徴があるのか見ていきたい。

11日自動車保険は他人の車を運転する人に特化した任意保険

自動車保険は、加入が必須の自賠責保険と任意の自動車保険に大きく分かれる。自賠責保険が被害者の身体のみを補償するのに対し、自動車保険は被害者だけでなく、自動車や自分自身、同乗者なども補償の対象だ。

1日自動車保険は自賠責保険でまかないきれない損害をカバーする自動車保険の1つだが、通常の自動車保険とは異なる点がいくつかある。

1日自動車保険が通常の自動車保険と違う点は3つ

1日自動車保険が通常の自動車保険と違うのは、主に保険期間、等級制度の有無、保険対象だ。

通常の自動車保険の保険期間は1年更新が基本であり、運転事故歴によって保険金額に差がつく等級制度が導入されている。一方、1日自動車保険の保険期間は12時間単位や24時間単位で、等級制度も存在しないため保険料は一定だ。

保険対象に自分名義の自動車が含まれない点も通常の自動車保険とは異なる。1日自動車保険は他人の自動車の運転時に限定して加入する保険なのだ。

1日自動車保険の補償内容は通常の自動車保険とほぼ同じ

補償内容は通常の自動車保険とほとんど変わらない。相手の身体や物損への賠償補償、自分や搭乗者の傷害補償が基本である。保険会社によっては、借りた自動車への車両補償やロードサービス、弁護士費用特約などが付加できるプランもある。被保険者を追加できるサービスもあるため、複数で交代しながら運転する予定があるときにも活用できるだろう。

1日自動車保険は500円程度から加入できる

1日自動車保険の商品数はまだ多くないが、どの保険も3つほどの補償プランから選択できるようになっている。基本補償のみで加入する場合は500円程度で加入でき、補償内容を充実させても2,000円程度の保険料だ。2回目以降の加入は割引になる商品もあるので継続利用する場合は確認しておきたい。加入方法は簡単なものが多く、スマートフォンやパソコンからの申し込みの他、コンビニ申込みに対応する保険会社もある。

21日自動車保険の加入前に確認したい2つの注意点

1日自動車保険は手軽に加入できるが、必要ない場面や加入できないケースもある。

家族の自動車保険で補償されるなら必要ない

実家の自家用車を運転する場合、両親が加入する自動車保険の補償範囲に自分も含まれているなら、わざわざ1日自動車保険に加入する必要はない。自分が自動車保険に加入していて、他車運転特約が付帯されている場合も同様だ。

他車運転特約があると他人の自動車を借りて事故を起こしてしまった場合に、自分の自動車保険を使って保険金を支払える。補償範囲は自分の自動車保険と同じであるため、対象となる運転者や補償内容は確認しておきたい。

レンタカーやカーシェアの利用時には加入できない

レンタカーやカーシェアで運転する場合、1日自動車保険には加入できない。レンタカーやカーシェアにはもともと自動車保険が付いており、事故を起こしたらその保険から補償が行われるからだ。ちなみに本人が希望すれば、加入している他車運転特約やドライバー保険からの保険金支払いもできるケースもある。

31日自動車保険は他人の車を運転するなら加入を検討したい

1日自動車保険は多様化するニーズへの対応の1つとして生まれた商品である。自家用車をあえて持たない人も増えてきており、単発や短期の保険の必要性は今後も高まりそうだ。他人の自動車を運転する機会があるなら、安全を最優先に考えて1日自動車保険を活用したい。

※本記事は2020年9月1日時点の内容であり、将来の商品改定等によっては内容が変更になる可能性がございます。

文・國村功志(資産形成FP)

提供・MONEY TIMES

募文番号20-T02381(2020年9月作成)

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